キーワード選定はSEO対策の基本です。
需要の多いキーワードを選び、いかに多くのユーザーをサイトに呼び込めるかが鍵となってきます。さらに、自社商品を売りたい場合には、コンバージョンにつながるキーワードを選ぶことも重要です。「とにかくまずはアクセス数を伸ばそう」とやみくもにコンテンツを量産するばかりでは効率が悪いのです。では、効果的なキーワードを選ぶためにはどうすればいいのでしょうか。最も重要なポイントは、検索ボリュームが大きく、かつライバルが弱いキーワードを選ぶことです。検索ボリュームは、Google広告が提供するキーワードプランナーで確認することができます。
同時に、ライバルの状況を把握するため、さまざまなキーワードで実際に検索していきます。上位表示されるサイトの内容を超えるコンテンツを作れると確信できたら、そこが勝負どころです。キーワードを適切に配置しながら、誰にも負けないオリジナルコンテンツを公開すれば、検索1位を狙うこともできるでしょう。まさにこれが王道のSEO対策です。しかしながら、膨大な情報が氾濫する昨今、単一のビッグキーワードで上位表示させることは簡単なことではありません。需要の高いキーワードでは、2語、3語でも難しくなっています。そこで、注目したいのが周辺キーワードです。関連するキーワードで上位表示させ、そのページから内部リンクを貼って、本命キーワードのページに誘導する作戦です。SEO対策ツールを眺めているだけでは見つからない思わぬキーワードが、本命キーワードとつながることもあるため、日ごろから人々の会話に耳を傾けておくことも大切です。SNSで見込み客と重なる層の言葉をチェックすることでヒントが見つかることもあります。このような切り口の工夫が検索上位表示への道と言えるでしょう。