顧客の獲得のため、手段の一つとしてSEO対策を重視している企業は少なくありません。
しかしながら、対策するにはそれなりの知識が必要となるため、コストをかけずに行うのは無理があります。自社スタッフでするには人件費がかかりますし、外部に委託すれば当然外注費がかかってきます。そこで、企業は内部で行うか専門業者に依頼するか検討する必要があるわけですが、それぞれを天秤にかけて費用対効果を比較してみるのが一番でしょう。その前に、SEO対策を「内部対策」「外部対策」に分けて考えることが必要です。
内部対策は、自社のホームページを上位表示させるためのキーワードを元に最適化すること、そして外部対策は自社のページの被リンク先を獲得する対策と考えておきます。そしてこの双方の到達度合いが、検索エンジンからの評価と順位表示を左右することになります。内部対策ならば、専門書などで知識を得ることで社内スタッフが行える可能性は高いです。
しかし一方の外部対策は、被リンク先サイトの質が良くないとSEO対策が得られないため、良質なサイトを多く持っている業者に外注したほうが効率が良いということになります。また途中までは外注し、ある程度の獲得を達成した時点で、あとは自社で継続していくという選択肢もあります。ただし、内部対策を自社で行うにしても、担当者のスキルや人件費も加味する必要があります。それらを総括して、費用対効果という観点から比較し、自社あるいは外注するかを検討すると良いでしょう。