腕の立つwebデザイナーを目指す前に、必ず知っておくべきことがあります。webデザイナーにとって重要な関連法規についてです。世の中を魅了する作品を作り出すことができるwebデザイナーでも、関連法規を知らなかったばかりに損をしてしまうこともあります。知らない間に大きなトラブルを抱えることがないように、知識量を増やしたり技術を高めたりする傍らで、法律の勉強をすることが求められるのです。
webデザイナーの能力を測る資格試験の出題範囲にも含まれているので、関連法規は蔑ろにしていいものではありません。著作権について深く理解しておかなければ、webデザイナー間のトラブルに巻き込まれてしまいます。デザイナー個人が公開している作品の一部を勝手に自身の作業中に流用した場合、それが発覚してしまうと著作権法を基に作者から苦情が入ります。直ちに作品の流用を中止しなければ、作品の利用料金を請求されることも少なくありません。
これを拒否することはできないので、あらかじめ著作権法の条文を読んで理解を深めておくことが大事です。肖像権の侵害も、関連法規を熟知していないデザイナーにはありがちの間違いです。見ず知らずの他人の顔写真を撮影して自身の作品に取り入れた結果、写真に撮られた本人から連絡が入ることも考えられます。無断で個人を写真に撮った上に作品の一部にされると、良い気分になる人は少ないです。
その気持を汲んだ法律が、肖像権であるというわけです。